ガバナンス

DAOはDecentralized Autonomous Organizationの略称で、日本語に訳すと「分散型自律組織」です。

アビスパDAOは、DAOが持つ「トークンにより強い動機づけができる」「ビジョンドリブンの運営がしやすい」「参加者にメリットを提供できる」といった組織としての特徴を活かし、クラブのリソースだけでは持続的な活動が難しい、地域社会の課題解決につながる活動をおこなうことが目的の組織です。

そのため、チケットやファンクラブ、チーム運営など、クラブが従来おこなっている事業領域に関与することはできません。

また、DAOのデメリットとして、多様な強みを持ったメンバーが十分に揃うまでは、意思決定スピードが落ち、活動が活性化しない点があります。

そのため、当面はクラブがDAO自体やDAOの活動に関する重要部分の意思決定をおこないます。

現時点における、DAOメンバーが意思決定に関与できる領域は、下図のとおりです。

今後は活動しながらDAOメンバーの皆さまができる領域を徐々に増やし、「分散型自律組織」に近づけたいと考えております。

クラブの来場者増加施策への意見の反映

アビスパDAOの開始当初からDAOのコミュニティでは「観客動員を考える会」というチャンネルが開設され、クラブとしても経営課題のひとつと認識している来場者の増加を実現するために、様々なご意見をいただいて参りました。

お寄せいただいたご意見は、毎週開催しているスタジアム改善会議にて共有され、優先度と実現性の高い施策を優先して実施するフローとなっております。

今後は寄せられたご意見が、いかに実施施策の決定に影響したかなど、定期的にフィードバックいたします。

活動(イノベーション活動実施フロー)

アビスパDAOがメインで取り組む活動は、地域社会の課題解決です。

当面はクラブ発案のプロジェクトや、パートナー企業様発案のプロジェクトが活動の中心になると想定していますが、徐々にDAOメンバーが発案のプロジェクトを増やしていく予定です。

プロジェクトはクラブやパートナー企業のリソースだけでは、持続可能な取り組みとして実行できません。

プロジェクトを進めるために必要なアクションは、適宜DAOメンバーの皆さまに協力を呼びかけさせていただきます。

協力いただいた方には、トークンを進呈いたします。